ボタン配列
血が騒ぐー!
とはいえ、冷静に考えなくてはいけないのが、あたりまえだが、ボタン配列である。
鍵盤ならピアノやオルガンと同じなのでどこにどの音があるかわかるが、コイツはいったいどうなっているのだろうか?
あんまり複雑だと覚えきれないかもしれない。
バンドネオンなんかだと、ボタンの並びに法則性が無いらしいし。
そんなわけで探し当てたボタン配列表はこちら。
一般的なFCGチューニングのTex-Mexダイアトニックの配列である。
右手ボタン部だけ取り出して、蛇腹をインにしたとき(内側に押したとき)の音階を書き込んでみるとこうなります。
(オクターブは当然、上から下に向かって上がっていきます、念のため)
一番上の3つのボタンはちょっと別の役割があるので、除外。
あれっ?なんかわかりやすくないか、これ?
(左から右へ順番に見ていって下さい。)
上から順にF,C,Gの列なんだけど、その名の通り。
蛇腹をインにしたとき、この3つのコードについては列が合っていれば、絶対間違えないってことだ!
高い音色が欲しければ下の方、低い音色が欲しければ上の方を適当に何個か押せばいい。少なくとも、間違った響きの音は出ない。
なんて便利!
次に蛇腹をアウトにしたとき(外側に引いたとき)の配列。
あっ、ハーモニカを吸ったときと同じだ。
もう、これだけで、手に負えそうな気がしてきた。
要するにF,C,Gのハーモニカが3本、はめ込まれていると思えばいいのだ。
インのときには出ない#とか♭の音がアウトでは出るので、そういう音が欲しいときはアウトで弾くんだね。
あ、なんかこうして整理してみたらスッキリ。
スゴク合理的にできてる気がしてきたし、何より少ないボタン数の中にこれだけの音が詰め込まれているという無駄の無さにワクワクしてきた。
買うしかないだろ!