（出典：http://russian-garmon.ru/）

「リヴェンカ」と読むのでしょう。「Ливенская」（リベンスカヤ）という呼び名もあり。

非常に長ーい蛇腹と薄いボディが特徴的なガルモーニ。

モスクワとウクライナの間あたりにある、オリョール州、リヴニ（Ливны）という地域で作られている。

蛇腹を戻す時の奏法が独特。先に蛇腹の上の方を縮めるようにして、扇形になるように戻す。左手はボタンというよりレバーで、ボディに穴が空いていて、レバーを押すことでそこが開いて音が出る。

肩紐はつけず、頭の上に持ち上げたり、床に置いてみたり、かなり曲芸的な弾き方をする。

文章で説明するとわかりにくい・・・。下の動画を見てもらった方が早いです。

民芸品、おみやげ品としての性格も強く、上の写真の形以外にも、もっと小さいものとか可愛らしいものがいろいろある。

（出典：http://russian-garmon.ru/）

トゥリスカヤ同様、工場見学（こちらは工房と言った方が合う。）の動画があったのであげておく。