番号譜の話

もともとガルモーニは五線譜ではなくて、番号譜で演奏されていたらしい。

ということを、何かの資料を読んで知ってはいた。

でも、ある程度ボタンの並びも覚えてしまったし、譜面見て弾くのもできるようになっていたので、そのことを追求する必要性も感じず、忘れていた昨今。

 

ロシアのガルモーニのサイトからダウンロードした楽譜の音符の下に、数字が書いてあるのを認識してはいたが、指番号だろうと思って気にしていなかったのである。

 

 

でも・・・よく見るとヘンだ。

 

指番号って「5」までしかないはず。

8とか7とか18とか19って何だ???

 

と考えた時に、ひさびさに「番号譜」のことを思い出したのである。

 

もしかして・・・。

 

ガルモーニのボタンは右と左にそれぞれ25個あるが、ボタンに番号がついているのではないか?

 

そう思って、音符と対応させながらいろんな角度から数えてみた結果、下図のように番号が振られていることが判明。

<右手側>

<左手側>


単に、外側の列の一番上から順番に数えているだけ。

すごい単純すぎてびっくりした。

 

でもこれなら、確かに譜面読めなくても弾ける。

音楽家ではなく、ほんとうに一般庶民の楽しみのために作られた楽器なのだ。

熟練すれば高度な演奏もできるけど、そうでない人もちょっと練習して慣れれば、それなりの演奏を楽しめる。

そういう位置付けの楽器なんだろうな。

こういうスタンスの楽器ってありそうで、けっこう無い気がする。

 日本でいえば、大正琴なんかそうだったのかな?

 

ロシアは音楽教育が行き届いている印象があるけど、国を挙げてヨーロッパに追い付け追い越せの西洋音楽教育を行ったのはソ連になってからで、その前のロシア時代は楽譜が読める人は少なかったらしい。

なので、ガルモーニやバラライカなども番号譜で弾かれていた時代が長かったようだ。

 

とはいえ、ガルモーニの場合は譜面で弾けるようになっちゃった方がラクな気がする。

25個のボタンの位置覚えるのって、案外大変だと思うぞ。