ガルモーニ編・・・きっかけ
このページはそもそも、ダイアトニックアコーディオンについてのことをぼちぼちまとめていく予定だった。
しかし、なぜか最近の私はガルモーニを弾いている。
(いや、ダイアトニックもやめたわけではないんですけどね。)
きっかけといえば、そもそもバヤンミックスにはまり、セルゲイ・ヴォイテンコが出ている番組を見まくっていたときに「Играй, баян!」に出たゲストが持っていたのを見たこと。
ずいぶんと飾りの多いダイアトニックアコーディオンだなーと思っていた。
その後、さらに偶然、「Играй, Гармонь Любимая!」というガルモーニ専門番組を見つけ、その大量のアーカイブに溺れる日々が続き、ロシア人の陽気さに圧倒されながらも、自分がダイアトニックアコを弾いているせいもあり、楽器の動き、奏法なども興味深く見ていた。
ガルモーニは奏法としてベローシェイクが多用される。
でもダイアトニックだと、仕組み上ベローシェイクをすると音階が変わっちゃうはずなんだよねえ。
もしかしてダイアトニックじゃないのかな?
あと、左ボタン、ハンパにいっぱいあるけど、どうなってるのかな?
蛇腹の中がものすごくハデでキレイだな。みんなそうなのかな?
疑問がたくさん湧いてくる。うーん、実物を確かめてみたい。
でも、日本では見たことないし、ネットで検索しても(いつものこととはいえ)日本語の情報ないわー。
とか、思っていた矢先、新しいダイアトニックが欲しくて、しょっちゅう見ていたe-bay(正確にはセカイモンですが。)にガルモーニが出品されていたんですね。
ライバルは2,3人いたようですが、無事に落札。
なんとオーナーはアメリカのナッシュビルの人だったらしい。
そんなこんなで、ガルモーニは海を越えて私のおうちにやってきました。
ちなみにオークション主がこの楽器を手放した経緯もオークションページに書いてあったので追記。
「ある日、ロシア人の芸人?がこの楽器を弾いているのを見て、演奏のすばらしさに惚れ込み、頼み込んで楽器を譲ってもらった。自分はホーナーのダイアトニックアコーディオンを弾いていたので大丈夫だと思ったが、あのロシア人と同じようには弾けなかった。よって手放します。」
こんなよーな話だったようです。